12月と2月に、オンラインにてシンポジウムを開催しました。今年度は初めてのオンライン開催となりましたが、例年どおり、多数の参加があり、活発な意見交換が行なわれました。

【第1回】「破壊的技術」としてのAI・IoTの可能性

講演内容

近年、自治体の現場ではAI・IoTの活用に対する関心が高まっています。こうした状況をふまえ、第1回はAI・IoTの基礎的な内容を学びつつ、最新の動向に関する理解をめざしました。講演のなかでは、実際の翻訳機能や画像認識機能のデモンストレーションも行なわれ、参加者はAI・IoTが加速度的に発達している状況を知ることができました。講演終了後には意見交換の時間も設けられ、さまざまな観点からの質問が寄せられました。

大学院医学研究科 講師 大谷隆浩

【第2回】「激変時代の公民連携のゆくえ」

講演内容

公民連携は今、どの自治体も大いに関心を持っているテーマです。そこで、第2回は公民連携を取り上げ、PPPやPFIの最新動向を把握しつつ、こうしたうごきに対する経済学の理論研究・実証研究を学びました。講演のなかでは、国内外の最新動向の紹介もあり、今後の公民連携のあり方を考えるうえでのヒントが示されました。講演終了後には意見交換も行なわれ、参加者同士で公民連携のこれからについて考える契機となりました。

大学院経済学研究科 教授 中山徳良