• 日時:令和元年7月11日(木曜日) 午後1時~4時
  • 場所:桜山(川澄)キャンパス さくら講堂
  • 受講者数:500名

7月11日に、桜山キャンパス内でシンポジウムを開催しました。MONET Technologies 株式会社の小澤拓郎さんの基調講演ののち、企業・行政・大学の関係者が登壇してパネルディスカッションを行ない、AI・IoTがもたらす都市の変革について議論を深めました。

基調講演テーマ「Mobility Innovation」

小澤さんは講演のなかで、「自動車業界は今、100年に一度の大変革時代に来ている」と指摘し、現在注目が集まる自動運転の最新動向について、さまざまな角度から解説しました。また、ご自身が手掛けるプロジェクトのひとつとして、伊那市(長野県)における移動診断者の実証実験にも言及。今後ますます進化を遂げる自動運転は、私たちの暮らしが抱えるさまざまな困難を、根本的に解決していく可能性を有しているとの見通しを示しました。

講演者:MONET Technologies 株式会社 事業推進部 担当部長 小澤 拓郎

パネルディスカッション

パネリスト

  • 小澤 拓郎 MONET Technologies 株式会社 事業推進部 担当部長
  • 安江  輝 伊那市 企画部 企画政策課 新産業技術推進係 係長
  • 河田 誠一 名古屋市 総務局 企画調整監
  • 安川  力 名古屋市立大学 大学院医学研究科 准教授

コーディネーター

  • 伊藤 恭彦 名古屋市立大学 副学長

後半のパネルディスカッションでは、企業・行政・大学の関係者4名がパネリストとして登壇しました。各パネリストからは、行政現場でのAI化への対応、医療現場でのAI活用の実践、企業側からの行政や大学への期待などに関する報告がありました。都市のいたるところにAIが浸透していく動向に対し、市民一人ひとりが今後にどのような姿勢で臨むべきかにも議論が及びました。