• 日時:令和6年10月23日(水)13:30~16:00
  • 場所:名古屋市立大学 桜山キャンパス さくら講堂
  • 参加人数:263名

「大規模災害支援から考える大都市の役割」と題した都市政策研究センター主催のシンポジウムを開催し、263名の方にご参加いただきました。浅井清文学長の挨拶に続き、中京学院大学 看護学部看護学科 教授の日髙橘子 氏による「東日本大震災から学ぶ私たちの絆」をテーマとしたキーノートスピーチでは、平常時の良好な人間関係構築が重要とのお話がありました。名古屋市防災危機管理局長 酒井雄一 氏による「令和6年能登半島地震における名古屋市の被災地支援について」をテーマとしたキーノートスピーチでは、現場に権限と責任を渡し、現場が活動しやすい仕組みに変えていく必要性が提言されました。名古屋市立大学病院 救急科 災害医療センター長の山岸庸太 氏による「災害医療」をテーマとしたキーノートスピーチでは、災害時のため、各自治体同士が普段から顔の見える関係を築くことが強調されました。本学データサイエンス学部の原田峻平准教授のコーディネートのもと、日髙橘子 氏、酒井雄一 氏、山岸庸太 氏の4名によるディスカッションでは、能登半島地震の被災地支援を通じて見えた課題について熱い議論が交わされました。会場入り口では瑞穂区社会福祉協議会のご協力を得て災害支援の募金を行いました。